7/14午後に以下のセミナーを開催します.ご関心のある方は以下のフォームよりご登録ください.
科研費セミナー(英文書籍出版記念)「グローバル・ロジスティクス・ネットワークのモデリング・政策シミュレーションと海運ビッグデータ」
主催:東京大学レジリエンス工学研究センター柴崎研究室
開催日時:2023年7月14日(金)13:00-17:30
場所:東京大学本郷キャンパス工学部5号館51号講義室
(
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_06_j.html)
*オンライン聴講も受け付けますが,
配信の都合上できるだけ対面参加をお願いします
趣旨:科研費基盤A課題「世界規模の全モード統合型国際物流シミュレーションシステムの構築と政策分析への応用」研究グループでは,2020年度から本年度までの4年間に渡り,全世界を対象とした物流シミュレーションモデルの拡張と世界各地への適用,および海運ビッグデータの物流分野への応用について取り組んできました.研究期間の前半はコロナ禍のため海外現地調査も十分行えず,また2020年秋に出版した「Global Logistics Network Modelling and Policy: Quantification and Analysis for International Freight」(Elsevier)の周知なども十分行えていませんでしたが,昨年夏頃より現地調査も再開し,様々なプロジェクト・活動が再び動き出しています.本セミナーでは,ここ数年の本研究グループの成果をダイジェストで紹介し,今後の研究の方向性について,ご参加いただいた皆様も交えて議論していきたいと考えています(なお,英語の同趣旨のセミナーも来年あたりに開催を計画しています).このような趣旨で懇親会も久しぶりに開催しますのであわせて是非ご参加ください.
プログラム
司会:川崎智也(東京大学)
13:00 主催者挨拶 柴崎隆一(東京大学)
13:05 第1部:グローバル・ロジスティクス・ネットワークのモデリングと政策シミュレーション ~世界各地の適用例を中心に~
1.モデルの概要と拡張:航空,バルク,空コンテナ
柴崎隆一(東京大学)
2.日本:カーボンニュートラル政策の将来インパクト
杉村佳寿(国土技術政策総合研究所)
3.南アジア:将来の物流施策が南アジア内陸地域に与える影響の分析
河内昂輝(東京大学修士課程)
4.ユーラシア大陸:ミドルコリドーは中欧班列の代替となり得るか?
新井洋史(新潟県立大学)・井上雄稀(東京大学修士課程)
5.アフリカ:経済回廊開発アプローチのインパクト
小野寺仁(パシフィックコンサルタンツ)
6.インド貨物専用鉄道を対象としたGSMによる経済環境インパクト評価
坪田建明(東洋大学)
質疑
休憩
15:30 第2部:海運ビッグデータの物流分野への活用
1.イントロダクション:国際海運市場の現状と展望
松田琢磨(拓殖大学)
2.AISデータの特性と海運市況予測への活用
和田祐次郎(海上技術安全研究所)
3.機械学習による港湾取扱量およびスエズ運河通航量のリアルタイム予測
柴崎隆一(東京大学)
4.AISデータに基づくバンカリング活動の推計
渡邊英介(東京大学修士課程)
5.衛星画像に基づく港湾オペレーションの推計
村田裕樹・柴崎隆一(東京大学)
質疑
17:20 閉会挨拶 加藤浩徳(東京大学)
17:45 懇親会(予定)